「英国留学日記」というブロクの作者である高橋伸太郎さんという方は、イギリスでホームレスにネットへの接続環境を提供して社会復帰に役立ててもらうプロジェクトに参加しているという(「ホームレスの社会復帰プログラム」)。
まさに“ITホームレス”を支援しているわけである。このプロジェクトがどうなってゆくのか、非常に興味深いところだ。注目してゆきたい。
ところで、では日本でこのようなことが可能だろうか? 携帯電話程度ならばなんとかなるのだろうが、インターネットとなると、昼間っから酒をかっ食らって大騒ぎ、クダを巻いているようなオッチャン連中には、とても扱いきれない気がする。仮になんとか使えるようになったとしても、ネットが社会復帰にどれほど役に立つものか、今のところまったくの未知数だ。
……と、では今まさにそのITホームレスを地でゆくわたしの先行きも、お先真っ暗ということになる。なかなかに気が重いことではある。