いろいろ物議をかもした杉村太蔵議員が、いよいよ活動を本格化させるようだ。「杉村太蔵が聞きたいっ!」と銘打って、計4回にわたって意見交換の場を設ける。
今回は、フリーター、ニート、その親御さんの声を
聞かせていただけないか、というのが僕の勝手なお願いです。今、夢を持っている人、持っていない人。
夢を持っている人は、その夢の実現に向けて
どんな努力をしているのでしょうか?夢を持つこと、夢を実現させることに
足りないモノは何でしょうか?それを補うために、杉村太蔵は何が出来ますか?
もし夢を持ていないという人は、なぜ夢を持てないのでしょう?
我こそはフリーター、我こそはニート、という皆さん。
僕に語ってくれませんか?
一緒に考えてみませんか?
なんと対象はニートやフリーター関係の人たちだ。ニートの代表になることを表明していた同議員だが、早速行動を開始したということらしい……が、たとえばこの行動力ひとつとっても、ニートの子らとはまったくちがうことがよくわかる。
こうした「物怖じしない」ようなタイプの人に、果たしてニートが理解できるのか、わたしは懐疑的だ。同世代性があるとはいえ、よほど視線を下げてかからないと、
「ビシビシ鍛える」
などという的外れな結論を持ちかねない。
引用した文でもやたらと「?」が多く、
「聴こう」
ではなく
「問い詰めよう」
といった詰問調になっている。
船出でつまずいた格好の同議員だが、今後の航海も険しそうに見えた。