ニート対策にはコーチング、はダメかもね(苦笑)。
コーチングについてあれこれ調べていたのだけれども、どうもニートの子なんかには必ずしも効果がないかも知れないというか、たぶん引きこもりの子には無理だろうとか、要するにダメじゃんってことで(笑)。
心理療法でいうクライエント中心の考え方があるようなのでもしやと思ったが、コーチングはあくまでも健常者のため、しかもかなり限定的な状況における技法と見た? キャリアカウンセラーなんかは臨床心理も勉強するのだが、コーチングにはそうした体系がないようだ。細かい質問の技法なんかはかなり発達しているようで参考にはなるけれど。
一般に、臨床心理の世界では相談者を「クライエント」と呼ぶのだが、コーチングの世界では世間一般で使われることの多い「クライアント」ということばを使う。このあたりにも生まれ育ちのちがいが出ているようにも思う。
コーチングにもたくさんの流派(?)があるのはカウンセリングと変わりがなく、中にはメンタルヘルスにも対応できるような流派があるのかも知れないけれど、基本的に職場とかスポーツとか限定的なシーンで、能力向上を求める技法らしい。あくまでも健常者向けということか。境界にある人相手なんかには微妙だな。
そういうことで、コーチングはダメだ(笑)。でもホームレス対策にはどうかなぁ……?