梅雨なる季節

スポンサーリンク

この季節、路上はほんとうに厄介な場所だ。
雨、雨、雨……
傘などあろうがなかろうが、ほとんど意味などない。ちょっと歩けば、足元はすぐにびしょ濡れになってしまうからである。それがまたいつ乾くとも知れず、不快きわまりないのだ。

日中といわず夜間といわず、寝場所が極端に少なくなるのも頭が痛い。明日どころか数時間先のことがわからない。今、これからここを出て、わたしはどこへゆくのか。それさえわからない始末なのだ。嫌な季節だなァ……

関連記事

飛べない鋼鉄の小鳥たち  川崎市公文書館裏にある横断歩道。その手すりに留まっている鋼鉄の小鳥たち。彼らは永遠に飛び立つことができない。恨めしげに空を眺めるだけだ。...
ホームレスとは、なにかを諦めること... ホームレスとは、なにかを諦めること。 それは、家族と作る幸せな家庭かも知れない。 充実した仕事をこなすことかも知れない。 毎日を笑顔で楽しく過ごすことかも知れない。 仕事での成功や社会的な地位、名誉などといったものではない。 誰しもが目指し、そうして簡単にできると思っていること。 平凡に生きるこ...
致命的なまでにすれちがう世界、あるいは淡白さ... Side A ルイス・ブニュエルの「自由の幻想」という映画だったように思う。ひとつのエピソードの登場人物が次のエピソードの主人公になってゆくオムニバス形式で、たがいのエピソードには関連性がないという変わったシロモノだが、中でも奇妙なのがこの話である。 ある少女が行方不明になった、あるいは誘拐されたと...
縦だか横だかわからないステーキ  ステーキというものに縁がない。学生時代、ファミリーレストランでバイトをしていた友人が、職場からくすねてきたサーロイン・ステーキを調理して振舞ってくれた。3人前ぐらいあったのをみなで分け合って食べたのだけれど、なんだか薄っぺらな肉片に過ぎず、取り立ててうまいわけでもなかった。ちょっとがっかりしな...
スポンサーリンク