ホームレス、ちょー寒いッ!

スポンサーリンク

TS350448

 この冬は、ここ数年でいちばんの寒さだろう。都心で降っても川崎は降らないというほど雪に縁の薄いこの街も、先日はうっすらと雪化粧。身震いするような寒さであった。今日も先ほどまで路上をウロウロしていたが、ウンザリするような冷え込みである。

 凍りつくようなアスファルトの上にダンボール一枚を敷き詰めて、頭から毛布をかぶり震えながら縮こまっているホームレスの脇をとおり過ぎながら、ぼくはぬくぬくと暖かな場所に逃げ込んでいる。この冬、何度目かの風邪を引き、白湯で葛根湯をいただく。

 風邪を引いている人はお大事に。暖かくしてお休み。引いていない人は気をつけて。暖かくしてお休み。風邪が治った人は、また引かないように。暖かくしてお休み。

 ぼくはこれからひと仕事片づける。――外で寝ていたおやっさんは、この冬、何度風邪を引いただろうか。そんなことを、ふと考える。

関連記事

なぜなのか 某月某日 なぜあなたがたはわたしを嫌うのか。 なぜあなたがたはわたしを無視するのか。 なぜあなたがたは隣のホームレスに気を配りわたしの前を素通りしてゆくのか。 わからない。 わからない。 わからない。 彼らは立ち止まらないことでメッセージを伝える。 彼らは無視することで打撃を加える。 彼らは承認を与...
毒の盛り方 平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学M.スコット ペック M.Scott Peck 森 英明 草思社 1996-12by G-Tools この本はだいぶ以前に話題になったから、ご記憶の人も多かろう。おどろおどろしいタイトルがついているが、精神疾患の一種である人格障害を取り扱った書で、セラピス...
歩く健次郎  5月22日撮影。歩きながら自分の足元をノーファインダー(ディスプレイを見ずに勘で撮る方法)で撮ったうちの1枚。この日はむやみに5万歩ぐらい歩いている。  左上の花はツツジかなにかだろうか。この季節、道端でほんとうによく見かける花なのだけれど、その名さえ知らず、すべて通り過ぎてゆく。...
永遠の凍土に埋まれ 停滞しはじめた自分の精神に嫌気がさす。急斜面から滑落し、セルフビレイ一本でかろうじて宙にぶら下がっている。もがいてもあがいてもなんの取っ掛かりもなく、吹きつける寒風の中をただ漂っている。ぶら~り、ぶらんぶらん。 切ってしまえ、とさえ思う。なんだってこの岩山を登ろうというのか。もはや理由さえ定かではな...
スポンサーリンク