ホームレス、いずこへ

スポンサーリンク

TS350193

 いずこからやってきて、いずこへと消えてゆくホームレス。彼方からやってきて、彼方へと去ってゆく。ゆく先は本人にさえ、定かではないのかも知れない。

 そう書くと感傷的だが、それはもちろん心象風景である。おそらくこのおじさん個人は、「いつもの場所」に向かって歩いているにちがいない。そこに「将来」が待っているかどうかは別にしても。

関連記事

よいお年をお迎えください むかしのログを眺めていると懐かしさを感じる。「Birth of Blues」さんなんていうブログとはトラックバックを打ち合ったこともあったと思うけど、いたずらっけのあるおもしろい人だった。時事問題をこまめにていねいにおもしろおかしく追いかけている人で、ホームレスのおかしなブロガーが出てきたってんで、...
なまってます ふだん、ネットカフェにこられない夜間は寝ずに起きているのだけれど、ここのところ外で過ごす日が多いので、やむなくむかしのように寝ることにした。もちろん公園のベンチだ。日中は汗ばむ陽気なのに、これが夜半になるとやけに冷え込む。もってせいぜい3時間ぐらいが関の山である。 とはいえ、隣のベンチでいびきを...
真夏のオリオン 汗が額を滝のように流れ落ちてゆく。ザーザー。 ウソをつけ。そんなに汗が流れたら前が見えなくて危険だし、たちまち脱水症状を起こしてしまうではないか。だから、汗はガラス窓についた雨粒のようにぼくの額を伝いながら、ゆっくりと流れ落ちていったのだ。幾筋も、幾筋も、幾筋も。 ほの暗い水銀灯が放つか...
母の日に そうか、きのうは母の日だったんだね。すっかり忘れていた。娘として息子として、あるいは母として、過ごした人も多かったのだろう。 ぼくに母はいない。まだ存命だと思うけれど、もう何年も会っていないので実際にはわからない。いずれにせよ、彼女が死ぬまで会うことはないだろうと思うので、もう死んだことにしてい...
スポンサーリンク