眠りを拒絶するベンチ(その5)

スポンサーリンク

TS350358

 Canonの本社がある東京大田区の下丸子。大田区ではよく見かけるタイプのベンチが、この街にもある。もともと古い木製のもので、お色直しのついでにホームレス対策のお邪魔ん棒を取っ付けたようである。武骨なつくりで、とにかくなにがなんでも寝かせないゾという強烈な、ただそれだけのシロモノ。

関連記事

「ミッドナイト・ホームレス・ブルー」開設3周年...  おそらくどなたも気づかなかっただろうが、過ぎ去りし先日6月10日で、「ミッドナイト・ホームレス・ブルー」は開設3周年を迎えた。よくもまぁ3年もつづいたものだと我ながらブッタマゲる。過ぎてしまえばあっという間……などということはまったくなく、狂ったようにひたすら書きつづけてきたことの積み重ね...
ホームレスの将来  ホームレスに将来があるか、と問われたら、躊躇なく「ない」と答える。ホームレスの将来とは、すなわちワーキングプアのことだからだ。  ホームレス脱出、などといったところで、所在なきワーキングプアから、住まいのあるワーキングプアに出世するだけである。そこがホームレスのドン詰まりだ。その先に道はない...
裏切りのホームレス 俺になにかを期待していた人がいるかも知れないが、残念なことにご期待には添いかねる。たとえば、俺が路上から脱出することを期待していたボランティアの人たちが当初わんさといたけれど、俺が期待を裏切ったので今はもうほとんど残っていない。すこぶるつきでカンのよいボランティアは初めからそのあたりを見抜いていて、...
あなたのこころ。 誰かのそばに最後まで付き添ってやりたい、という気持ちは常にある。ひとりぽつねんとして、うずくまって在るこころ。誰も気づかずにただ通り過ぎてゆくだけのこころ。誰かが気づいたとしてもやがて離れていってしまうだけのこころに、最後まで付き合ってやりたい気持ちはある。もう誰もいなくなっても、俺だけは最後まで付...
スポンサーリンク