眠りを拒絶するベンチ(その2)

スポンサーリンク

TS350270

 川崎市幸区下平間(JR鹿島田駅付近)の公園にある「眠りを拒絶するベンチ」。平均的なタイプで、他の造りとデザインが一体化している。当初からこのようにデザインされているのであろう。肘掛けを装って自己正当化しているのがなんともイヤラシイ。発想が醜い。イコール作った人間の心が醜い。


TS350268

 同公園内にある別のタイプ。花壇に沿って湾曲した凝った造形。細いパイプで穏やかに、しかし眠ることをきっぱりと拒絶している。

関連記事

真夏のオリオン 汗が額を滝のように流れ落ちてゆく。ザーザー。 ウソをつけ。そんなに汗が流れたら前が見えなくて危険だし、たちまち脱水症状を起こしてしまうではないか。だから、汗はガラス窓についた雨粒のようにぼくの額を伝いながら、ゆっくりと流れ落ちていったのだ。幾筋も、幾筋も、幾筋も。 ほの暗い水銀灯が放つか...
あなたのこころ。 誰かのそばに最後まで付き添ってやりたい、という気持ちは常にある。ひとりぽつねんとして、うずくまって在るこころ。誰も気づかずにただ通り過ぎてゆくだけのこころ。誰かが気づいたとしてもやがて離れていってしまうだけのこころに、最後まで付き合ってやりたい気持ちはある。もう誰もいなくなっても、俺だけは最後まで付...
ホームレスじゃないホームレス なんだか知らない間に、ホームレスが運営しているブログってやたらと増えたんだねぇ。ぼくがはじめたころは、まずもってほとんどなかったがなぁ。でも、ここ、彼らからは完全にスポイルされているなぁ(笑)。まぁ連中には連中の世界があるのだろう。連中同士の交流もあり、サポートするボランティアも付き添って盛り上がっ...
ホームレス列伝(2)  みんながささっと夕食を済ませてさっぱりとシャワーを浴び、一服つけてさぁボチボチ横になろうかという時分だった。ぼくはベッドにも向かわずに、今や唯一の住まいとなったホームレス施設のベンチに未だうずくまっていた。  砂利を踏む湿った音に顔を上げた。痩せた青い顔が闇に浮かぶ。Aちゃんだ。 「隣、い...
スポンサーリンク