なまってます

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ふだん、ネットカフェにこられない夜間は寝ずに起きているのだけれど、ここのところ外で過ごす日が多いので、やむなくむかしのように寝ることにした。もちろん公園のベンチだ。日中は汗ばむ陽気なのに、これが夜半になるとやけに冷え込む。もってせいぜい3時間ぐらいが関の山である。

とはいえ、隣のベンチでいびきをかいているホームレスのおっさんは、そんなことなどお構いなしのようだ。よく見ると、ひざ下まである長いベンチコートを着込んでいる。この季節にベンチコートはいかにも不釣合いだけれど、そのおかげでぐっすりとお休みである。

こちらはまんじりともしないが、ちょっと冷え込んだぐらいでもう眠れないとは情けない限りだ。むかしは寒さなど気にする余裕なく横になったはずだが、生ぬるい生活で身体がなまったのだろうか。隣のおっさんのように高いびきで寝ていなくてはならない。少し鍛えなきゃならん。

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