卒業

スポンサーリンク

このブログには、元気いっぱいの人はあまりやってこない。ぼくがいつもどんよりとした気持ちでいるものだから、どこかしらその気持ちに共振する心を持つ人たちがやってくる。誰しもが多少は鬱屈したものを持ってはいるにしても、さほど悩みなく日常を乗り切って歩いているような人は、まずもってその琴線に触れることがないのだろうと思う。

別のいい方をすると、いっときの悩み深く、このブログにやってきたとしても、やがて元気を取り戻したあかつきには足が遠のいて、再び訪れる機会はないということだ。それを卒業と呼ぶのかどうかは知らないけれど、喜ばしいことにはちがいないのだろう。

この春、どれくらいの人たちが卒業していったのかなぁ……
そうしてぼくは、いつまでもここに残りつづけて。

関連記事

相も変わらず路上の暮らし ぼくは現在、ネットで6つのサイトを運営していて、さらにひとつを開設準備中なのだが、そのうち3つがホームレス関連のサイトだ。ひとつはいうまでもなくこの「ミッドナイト・ホームレス・ブルー」であり、もうひとつはここで書いていたエッセイだけを独立させた「ホームレス・ブルース」、さらには海外向けの英語版サイト...
あとがき ~ホームレスの河~  ホームレスと非ホームレスとの境にはとても大きな河が流れていて、わたしはいつもその河を泳いで渡り、非ホームレスであるみなさんの眼の前に現れて話をする。わたしはそのときみなさんの世界にいて、わたしが体験し、そして見てきたホームレスの世界をみなさんに語る。  それは、みなさんへ贈る、わたしがホームレス...
ほんとうのホームレス問題(ホームレス問題ヲ語ルトイフコト)... 小説の書き方には2種類ある。「わたし」が主人公の1人称小説と「誰か」が主人公の3人称小説だ。1人称のほうが書きやすく思えるので、たいていの人は「わたし」を主人公に書きはじめる。が、実際には1人称のほうがむずかしい。したがって、初心者の書いた1人称小説は読むに耐えぬものとなる。 理由はさまざまだが...
ホームレスの将来  ホームレスに将来があるか、と問われたら、躊躇なく「ない」と答える。ホームレスの将来とは、すなわちワーキングプアのことだからだ。  ホームレス脱出、などといったところで、所在なきワーキングプアから、住まいのあるワーキングプアに出世するだけである。そこがホームレスのドン詰まりだ。その先に道はない...
スポンサーリンク