格差社会メモ

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もうあまり社会問題には言及したくないのだけれど、もうずっと以前から「格差社会」というのが話題になりつづけているし、最近も取材の申し込みなんかを受けたし、ますます盛り上がりを見せているようなので、関連事項をちょっとだけメモ。

  • 「自己責任だから自助努力でなんとかせよ」という新自由主義者(ネオコン? ネオリベ? コイズミ? アベ?)はあんまりよくないと思う。能力の高い人間が低い人間を助け、共に歩むのが社会でしょう? 自分ひとりだけが豊かであればよいというのは、単なる自己中心主義のような気がするけどなぁ……
  • 個人の能力にちがいがある以上、格差はできるよね。能力の少ない者は多く持つ者を応援し、能力の高い者は持たない者を助けるのが正常な社会だもんね。でも、金持ちの若手カリスマ社長だとかなんだとかが「弱者」を支援している話は聞いたことがないよね。支援や社会運動は、影響力の大きい彼らが率先しておこなうべきなんじゃないかな?
  • 「弱者」である当事者自身の社会運動は大きな意味があるけど、影響力が低いためにエネルギーのロスが大きいのも事実なんだよね。そのせいで、自身が苦境から脱出する機会を失う危険をはらんでもいるわけじゃん。こうした活動をしているホームレス当事者がそれによってホームレスから脱出したという話とか、ほとんど聞いたことがないでしょう。ここいらが難しいところだと思うんだけど、ぼくはねぇ、こんなひどい社会になっても、それでもまだ個人の底力を信じていたいんだよね。火事場の馬鹿ぢからってヤツを信じたいんだ……
  • 誰かが勝つには誰かが負けなければならないという、プラスマイナスゼロの「ゼロサム・ゲーム」的な発想からは離れるべきだと思うんだよね。相互依存、相互補完、相互扶助という、より高い次元の発想が必要なんじゃない?
  • 事務所に窓口を作って「さぁいらっしゃい」とお客を待っているだけの、多くのNPOなどの支援組織はペケだよなぁ。みずから足を運ぶ相談者は、放っておいても自力で問題解決できるレベルにあるんだよな。自分からはやってこない人こそがほんとうの問題を抱えているのだから、アウトリーチしていない現存の多くの支援組織は、実質的には役立たずといってもよいかも?(笑)
  • 「負け組から勝ち組へ、ワーキングプアからワーキングリッチへ」と煽り立てているメディアとかがあるけれど、これはもう自己中心主義を促進しているだけで、ぜんぜんペケでしょう。
  • 従業員を育てることを放棄して「即戦力」しか求めない企業もペケだよね。経済情勢がどうのとか生き残りをかけた戦略とか、そんなことは単なる企業側の都合に過ぎないじゃんか。従業員を育てる長期戦略さえ持てない会社には、いずれにしろ未来はやってこないわなぁ。
  • 来年度に向けた就活戦線の影響で、懸命にエントリーシートを書いている若者が目立つんだよね。ぼくは40を過ぎて正社員経験もなくキャリアもなく、おまけに病気持ちだから、企業人としては若い人以上にもはやどうしようもないんだわ。なので、就活戦線でよくいわれる「企業が求めている人材とはなにか」なんていうことには興味がないわけ。企業に調子を合わせていたっておもしろい仕事はできないもんね。やっぱ、組織自体に影響を及ぼそうというぐらいの意気込みがなければ、組織内で働く意味がないじゃんか。
  • 正社員がなんだってんだろ? 月給取りに変わりはないんだしさ、こぞって殺到するこたぁないじゃん。いっそ個人事業者を目指せば?

……今回はこのぐらいで。

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