相も変わらず路上の暮らし

スポンサーリンク

ぼくは現在、ネットで6つのサイトを運営していて、さらにひとつを開設準備中なのだが、そのうち3つがホームレス関連のサイトだ。ひとつはいうまでもなくこの「ミッドナイト・ホームレス・ブルー」であり、もうひとつはここで書いていたエッセイだけを独立させた「ホームレス・ブルース」、さらには海外向けの英語版サイト「Homeless SAMURAI」がある。しかし、今、いずれのサイトも閑古鳥が鳴いている。

特別、変わったことはない。ぼくは相も変わらず路上での暮らしである。

ただ、去年の10月に検索エンジン大手のYahoo!がシステムを変更し、この「ミッドナイト……」には、それまで読者の9割を占めていたニート関連の人たちがほとんどこなくなった。残るは本筋であるホームレス関係の人たちだけとなったのだけれど、いかんせん少人数だ。ぼくは運営費用をサイトから捻出しているので、読者の激減で運営が危機状態に陥ったのだった。

だが、よくしたもので、それまでほとんど来客のなかった別のサイトが、今度は急激にアクセスを伸ばしはじめたのである。そこは物販を目的としたサイトで、もともと実験的に開設したものだったから、内容などないに等しい。

そこへ連日1,000人を越える人たちがわんさか押しかけてきたのだから、これはたいへんなことになった。それだけの人がくるのならば、まさかデタラメな運営はできない。連日、せっせとコンテンツの充実にいそしむ羽目になった。

むろん、他のサイトには手がまわらない。おなじ時期にアクセスを伸ばしはじめたサイトがもうひとつあったので、そちらにも注力せねばならなかった。ぼくはこのふたつで手いっぱいとなった。

なにせサイト運営全体の存続がかかっている。
「ミッドナイト・ホームレス・ブルー? 今はそれどころじゃないよッ!」
というのがほんとうのところだったのだ。

先日、4月12日。またしてもYahoo!の検索システムにおおきな変動があり、前述のサイトが検索順位を落としたため、来客がかなり減った。収益も半減したが、サイトのコンテンツもゆうに100を越えそれなりに充実しており、手を打っても早々にアクセスは回復しないだろう。もとより、それほど集客の期待できるサイトではないのだ。

おかしなもので、そうすると今度はこの「ミッドナイト……」の検索順位が跳ね上がっている。ここは長い間、よくわからない理由で順位が低くなっていて、もはや手の打ちようがない状態だったのだ。その呪縛が解けたかのように、今、Yahoo!で検索してみると、なんと1位になっている。Yahoo!は不安定で有名なので、いつまでつづくのか知れないが……

おもしろいのは、1位になってもアクセスがほとんど増えないのだ。これには苦笑せざるを得ない。「ホームレス」で検索する人が非常に少ないのだろう。世間の関心の低さは相変わらずのようである。

ぼくは今、新たに立ち上げるサイトに全力を注いでいるので、以前のようにここを更新することはできない。ぼくの役割はひとまず終わった、という感じもある。しかし、日常の雑記を書く場所がほかにないので、ときどきなにかブツブツと書き込むかも知れない。その折、またみなさんとお目にかかりたい。

関連記事

梅雨なる季節 この季節、路上はほんとうに厄介な場所だ。 雨、雨、雨…… 傘などあろうがなかろうが、ほとんど意味などない。ちょっと歩けば、足元はすぐにびしょ濡れになってしまうからである。それがまたいつ乾くとも知れず、不快きわまりないのだ。 日中といわず夜間といわず、寝場所が極端に少なくなるのも頭が痛い。明日どころか...
進め、健次郎ッ! さ、そろそろ涙も枯れ果てたかな。酒を呑むのも終わり、断食も終わり。 最近のトピックで書いてきた俺に対する批判は、そのほとんどが実際にはいわれたことのない批判である。大半は俺が俺自身に向けた、俺自身が作り出した批判なのだ。そうして俺は自分を責め、自身を奈落の底へと突き落としてゆく。が、今はそれでよい。...
止まらない涙 Side A ことの起こりはこんなことだ。かなり以前になるが、あるボランティアの運営するブログにその人の友人であるボランティアの男性がコメントし、ぼくがその男性にあいさつをしたところ無視されたという、たったそれだけのことなのである。けれど、ぼくはそのことでずいぶんと悩み、なぜ無視されたのか、なぜ相手...
だいじょうぶ 前なんか向かない うしろだって振り返らない 上なんか見上げない 下だって見下ろさない 静かに眼を閉じて闇の道 ただ歩いてゆけばいい 肩の荷なんか降ろさなくたって 背中の鎖 断ち切らなくたって つながれた過去すべて ちからいっぱい引きずって こころのかけら詰まったバッグ抱え ただ歩...
スポンサーリンク