『傾聴ボランティアのすすめ』(ホールファミリーケア協会)

スポンサーリンク
傾聴ボランティアのすすめ―聴くことでできる社会貢献
三省堂
ホールファミリーケア協会(編集)
価格:
発送:通常24時間以内に発送

以前紹介した「ホールファミリーケア協会」の本。ピア・カウンセリングというのがあって、通常のカウンセリングはカウンセラーとクライエント(相談者)という形になるけれど、ピア・カウンセリングはこれを仲間内でやる。職場の同僚とかおなじ施設の入所者とかね。欧米では高齢者同士によるシニア・ピア・カウンセリングが盛んなのだけれど、その日本版が傾聴ボランティアということらしい。

本の内容はまったくの超初心者向けだ。理屈や実際の進め方から座談会や体験者の談話まで、平易に書かれている。それだけに、つまり非常に取っ付きやすくなっている。
「ちょっとやってみようかな?」
そう感じられる内容だ。

むろん、それですぐにできるわけではない。けれど、ピア・カウンセリングは、もともと専門家がおこなうカウンセリングではない。入り口の基礎知識を身につけた者がおこなうカウンセリングなので、心理アセスメントだとか心理療法だとかの専門的な知識は要らない。それだけに、ハードルは低いのだ。

ピア・カウンセリングは、ボランティアさんがおこなうのにとても適したカウンセリングなのだ。高齢者にしか通用しないということはないので、機会を探してぜひ勉強しておきたい技術のひとつだ。

関連記事

スッポン・ボランティア わたしの願いは極めて明瞭だ。 マイノリティに眼を向けて欲しい つまるところそれだけなのだ。 寄せ場経由のホームレス問題など、すでに散々語られてきている。日本寄せ場学会なんてものまであるぐらいなのだ。公園や河川敷に小屋を持って定住しているホームレスでさえ、もはや誰もが語り尽くしている。いまさら語っ...
『一つの未来予想 ――ブロガーホームレスの絶望と軌跡――』を読む... 東京大学先端科学技術研究センター「ジャーナリスト養成コース」の履修者である宮田清彦さんが、ぼくへのインタビューをルポにまとめてくださいました。たいへんな力作で、ありがたいことだと感謝しております。 事前に草稿を拝読しましたが、名称や時期のまちがい、若干のオフレコ部分を除いて、ぼくは内容に一切タッチし...
ホームレス自立支援2施設が社会復帰に成果... 「ホームレス自立支援2施設が社会復帰に成果/川崎」と、6月3日付・神奈川新聞が報じた。  ホームレス(路上生活者)の自立や就労を支援する川崎市の「市就労自立支援センター」(川崎区日進町)と「富士見生活づくり支援ホーム」(同区富士見)が、一定の成果を上げている。開設から一年たち、両施設で...
あなたの給料、預かります ~「愛生寮」~... 13日付の読売・神奈川両新聞によれば、川崎市のホームレス一時宿泊施設「愛生寮」は12日、施設運営協議会を開き、利用者が仕事などで得た収入の一部を積み立てる「愛生バンク」をスタートさせることを決めた。5月の連休明けにも実施したい考えだ。 ホームレスは住所がないので銀行口座の開設が難しい。そのため、...
スポンサーリンク