「ニート」支援マニュアル(工藤啓)

スポンサーリンク
「ニート」支援マニュアル
PHP研究所
工藤 啓(著)
価格:
発送:通常24時間以内に発送
発売日:2005-11-12

先日、書店をウロウロしていて見つけたニート本。新刊のようだ。著者の工藤啓さんというのは「育て上げネット」の親玉だろう。

手に取って、まず目次を見た。かゆいところに手が届くような、きめ細かな構成になっていた。本文は10行ぐらいしか読まなかった。落ち着いてしっかりとした文章だった。

わたしはニート関係の本をそれほど読んでいるわけではない。しかし、今出版されているニート本で、おそらくいちばんのデキだろうと思う。思いつきで書き飛ばされたものじゃなく、充分に吟味されて書かれた感じがある。誰もが書けるというふうではない。あぁ、目次と本文を10行読んだぐらいでそんなことがいえるのでショーカ?

いえる。本なんぞ、目次と本文10行程度でデキはほとんどわかってしまう。目次の構成が悪ければ内容の構成も悪い。本文を適当に拾ってわけがわからないことが書いてあれば、全部にわけがわからないことが書いてあると思ってまちがいない。少なくとも、わたしは例外を知らない。

この本は大丈夫だと思う。おすすめ。

関連記事

ニートと引きこもり(3) ニート―フリーターでもなく失業者でもなく玄田 有史 曲沼 美恵幻冬舎 2004-07Amazonで詳しく見る  by G-Tools  はじめに、ニートの定義について。 『ニート』(玄田有史・曲沼美恵/幻冬舎)によると、 就業者 失業者:仕事はしていないが、行政の調査期間中(月末...
ニートとひきこもり(1)  にせ藤沢人さんのブログ「藤沢生活」の記事『引きこもりとホームレス』では、ひきこもりとホームレスの接点について触れられているが、わたしもホームレス、ニート、ひきこもりには多分に重なり合う部分があると感じている。また、フリーターも単に雇用の問題としてではなく、その心性においてどこかホームレスに通じると...
ニート対策にはコーチング ニート対策にはティーチング(指導・教育)よりもコーチングが有効だ。 ニートの原因として社会構造の変化、すなわち社会が「こう生きれば大丈夫」というモデルを示せなくなったということがあるのだが、これは家庭問題としても表面化していて、親が子供に「こう生きれば幸せになれる」というモデルを示せなくなっている、...
『ひきこもる若者たち』(町沢静夫/大和書房)... ホームレス問題との接点を考えながら、引きこもり関連の情報にあたっているが、この本の著者は有名な精神科医。とりわけ人格障害、特に境界性人格障害、いわゆるボーダーラインの権威だ。なにより、あの「佐賀バスジャック事件」で両親の相談を受け、少年を入院させるべく、警察や病院に手を打った医師その人である。病院が...
スポンサーリンク