ホームレス支援施設よりもまず職員?

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木村燈路さんという方は大学で福祉関係の勉強をされてらっしゃるようで、そのブログ「ひつじ」中の記事『ボランティア、そのあとボランティア。』では、ホームレスへのボランティア体験を語っているが、なかでも、

ソーシャルワークの専門性は、例えば「障害者」の「障害」に関わるのであって、「者」に関わるのは、ボランティアでよいと聞いたことがあったが、ホームレスの方にとっては、施策でも個別的にアセスメントするしくみがまだ遅れている。個別的にゆっくりと関わることができない。

とのくだりは、なにかホームレス問題の本質を突いているようにも思える。わたしは福祉にうといので、ソーシャルワークうんぬんについてはよくわからないが、ホームレス一人ひとりとじっくり向き合ってこころ通わせ、その精神的な支えのごとき存在としての専門家について語っているのだとしたら、それはもう圧倒的に不足しているのだろうと思う。

いや、ボランティアがどれだけいるのか知らないけれども、そのボランティアでさえ絶対的に数が少ないのであろう。 だから、行政がホームレス支援施設だけ作って、さァ後は勝手に使え、ではダメなんだといういつもの話になってしまうのだが、はっきりいって、施設よりまず専門家を増やしてきめ細かく対応したほうが、よほど成果が出るのではないかと思うのだが、どんなものだろうか?

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