川崎市の弁当(パン券)支給廃止

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ほかのことを考えられる状態にないのだが、川崎市のパン券廃止には触れておかなければならない(「川崎市、ホームレス救済の「パン券」廃止」(Soulful Shout -魂叫-))。

これは人道的支援の名目ではじめたものだったろう。ならば、本来、緊急避難的におこなわれるべきもののはずだ。その間に社会復帰支援プログラムを推進させ、順次、社会に戻っていってもらうシステムを構築しなければならなかったはずである。

しかし、パン券のみを10年もつづけた。そのため、それ目当てのホームレスが他地域から多数流入し、居座りつづける結果を招くことになった。エサだけ与えて社会復帰支援がなければこうなるのは、はじめからわかっていたことではないのだろうか。納税者サイドから不満の声が上がるのも、むしろ当然とも思える。

社会復帰支援プログラムへの移行は遅きに失した感さえあるが、紆余曲折を経た「愛生寮」開所でスタートを切った。だが、これはまったくの端緒に過ぎない。今後は、本格的な社会復帰支援センターの設置や、施設から再び路上に戻ってしまうケースなどに対応してゆかなければならないのだ。難事業、である。

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